マーケットイズム
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インターネットマーケティング

レポート : Fall InternetWorld 2000
First up date:2000/11/5
Last up date:2001/12/29
Jacob K.Javitsコンベンションセンター会場内Jacob K.Javitsコンベンションセンター正面 概要
昨年のFall InternetWorldは会場全体及び米国のドットコム業界に”スティッキー!”という言葉が蔓延していたが、今年はこれだ!という統一されたテーマは特にない。
出展数が多い分野は、@PDA、セルラーフォンなどモバイル関連 ACRMを標榜したマーケティング会社 の2つであろうか。

FreeRideNetcentives インセンティブプログラム/ユニバーサルID
インセンティブプログラムではFreeRide、NetCentives、Beenzが出展していた。FreeRideは"DURATION MARKETING"というキャッチコピーとともに、"MAGIC BUS"という新商品をリリース。ユーザーは滞在時間に応じてポイントを得ることができる。サイト側はユーザーをより長く滞在させ、商品・サービスの理解、購入を促進する事を目的とする。
ユニバーサルIDのQpassは会場で大々的に宣伝していたがブースは2メートル四方ぐらいと非常に小さい。Qpassに自分の名前や住所、クレジットカード番号などを登録しておけば、Qpassの加盟サイトではQpassのIDで簡単に支払いができるというサービスで、去年から注目しているが、ユーザーはまだ50万人と意外に少ない。このユニバーサルID、デジタルウォレット関連はニーズはもっとあるような気がするが、MicrosoftPassport、iPIN、eChargeなど普及の兆しが無い。 システムは約$20Mで作ったらしい。来年初頭にはモバイル対応や決済手段の1つにビーンズが加わったりという動きがあるようだ。
・FreeRide :http://www.freeride.com
・NetCentives : http://www.netcentives.com
・Beenz : http://www.beenz.com
・Qpass : http://www.qpass.com

24/7MediaL90 レップ
クリック保証型バナー広告ネットワークではValueClickとClick2Netが出展。Click2Netはジオターゲティングでのクリック保証も提供しており、そこがValueClickと違うらしい。アジアはシンガポールにオフィスを構えており、次はオーストラリア、その次にシンガポール以外のアジアに進出するらしい。
他には24/7MediaやL90などが出展。両方ともバナー広告だけでなく、メール広告、オプトインメール、イーメールリストブローカー、ポイントプログラム、モバイル対応などバナー広告ネットワークだけでなくCRMのプラットフォームを提供すべく商品を拡充している。
昨年に引き続き出展はなかったが、DoubleClickもオプトインメールやスイープステークスの会社を次々に買収し、上記やMypointsなどのインセンティブプログラムのいずれかを買収するのも時間の問題かもしれない。
オプトインメールではCMGIと独自のブースの両方でYesMailが、ダブルクリックに買収されたNetCreationsが独自のブースで出展していた。
・ValuclClick :http://www.valueclick.net
・Click2Net : http://www.click2net.com
・24/7Media : http://www.247media.com
・L90 : http://www.l90.com
・YesMail : http://www.yesmail.com
・NetCreations : http://www.netcreations.com

Advertising.com インタラクティブエージェンシー
BeyondInteractiveが年内にグレイ日本オフィス内で立ち上げを予定。当初日本人2名、アメリカ本社から1名の計3人でスタートするらしい。このBeyondInteractiveに限らず各社のワールドワイド展開の中で最近は日本はあまり早いほうでなかったりする。彼らにとっても香港、北京につぎ3番目のアジア拠点だ。
フラッシュを使用し、コンテンツリッチな広告を制作するKMGIは日本でのパートナーを探しているそうだ。その他にはアドバタイジングドットコムやメッセージメディア等が出展していた。
・BeyondInteractive :http://www.gobeyond.com
・KMGI : http://kmgistudios.com

AdStar Classified Ad専門レップ : AdStar
AdStarはClassified Ad専門のレップで、彼らが提供しているサイトAdvertise123はClassified Adをオンラインとオフライン(新聞)の両方に出稿できるサイトです。クレジットカードなどを使い、そのサイト上で入稿から支払いまで完結するが、LivePersonを使用した手厚い電話サポートは行っている。Classified Adは日本では分類広告と約されることが多いが、求人広告や、不動産広告、自動車販売などの為に非常に小さいスペースで、個人も積極的に利用している広告です。
このサービスの便利なところは出稿先の検索性と先の一覧性とシンプルな入稿、支払フローだけでなく、アメリカの場合、地方新聞のシェアが高いので、全国にリーチしたい場合、地方新聞は無視できず、このようなレップのニーズは非常に高いと思われる。
この会社は元々エージェンシー向けの入稿ソフトの開発などを行っていた為、このようなアイデアを実際にビジネスに移行できたのだろう。
現在はこのサイトをASP的にいろんなサイトに提供する形でコブランド展開しています。
・Advertise123 : http://www.advertise123.com

qode ショッピングエージェント : Qode
このイベントにあわせてリリースされたQodeはバーコードを利用したショッピングエージェントです。
消費者はQoderというキーホールダーのようなもので商品のバーコードを読み、商品情報をインターネット(現在はPCのみ)で入手出来ます。商品情報は商品スペックはもちろん、いろんなオンライン、オフラインの店舗での価格情報、プロモーション情報、オフラインの店舗の地図、営業時間などの情報があり、消費者はQodeのアフィリエイトサイトで入手できます。情報が提供されているアイテム数は1億以上で、情報を提供している小売りやメーカーは1700以上あります。バーコードの読み取りはQoderだけでなく、PDAや携帯電話でも読み取りできるようになるようです。
ユーザーはこのサービスを利用する際に会員登録が必要ですが、デモグラフィックデータの入力は一切必要なく、小売りやメーカー側はそのユーザーが何を欲しているかはわかりますが、誰かを特定することは出来ません。
情報の提供は小売り(含むオンライン)、メーカーなどが行い、小売りは売上げ向上、トラフィック向上、カスタマーロイヤリティ向上などのメリットがあります。
メーカーはクーポンなどを使ったプロモーションでユーザーと直接コミュニケーション出来ます。
アフィリエイトサイトは場所を提供するだけで、レベニューのシェアと、トラフィックの向上というメリットがあります。
非常に画期的なビジネスアイデアであり、今回のインターネットワールドで一押しのマーケティングツールではないでしょうか。
・Qode : http://www.qode.com(※StarNet365にサービス名変更 2001/12/29更新)

kiwilogic FAQエージェント? : kiwilogic
kiwilogicはどのサイトにもあるFAQを、よりインタラクティブにユーザーとコミュニケーションしながら提供するツールです。
この技術はリリースしたばかりでそれほど実績は多くないが、オリンパスUKのアイトレックのサイトを見て欲しい。ここではMarcというキャラクターがいて、彼に質問すると多少英語の文法が間違っていたり、製品と関係ないことでも大抵答えてくれる優れものだ。
この導入には企業側担当者の2日間のトレーニングが必要で、その後も逐次情報のデータベースをアップデートしていくとベターのようだ。
既存のFAQだけでは説明しきれず、サポートコストが高価になっている企業や、このアイトレックのように既存に無い製品で、十分な機能やコンセプト、使い方などの説明が必要な場合などには貢献しそうなサービスだ。
音声対応の開発も進めているらしく、この先が楽しみです。
kiwilogicはドイツの企業です。
・kiwilogic : http://www.kiwilogic.com
・Eye-Trek/OlympusUK : http://www.eye-trek.com/welcome_uk.html

One2OneDynamics ネゴシエーションエンジン : One2OneDynamics
One2OneDynamics社が提供する"NegotiateNow!"はなんと、売り手と買い手がネット上でネゴシエーションできるシステムです。売り手はあらかじめ最低の売り値を決めておけば、それ以下にならない範囲で自動的に買い手とネゴしてくれます。
このアプリケーションを取り入れているサイト Hagglezoneでは、買い手は買いたいものを選び、ネゴする相手(売り手)を数人の中から選び、実際に買いたい値段を入力していきます。その値段によって売り手はいろんな表情やポーズの写真と気の利いたコメントが出ます。
ネゴの過程は常識的なネゴのやり取りやビジネス慣習、売り手のキャラクター、提示された値段によって変わるそうです。
商品によって異なりますが、このエンジンによって売上を4%〜25%アップさせることができるそうです。
先のkiwilogicと共に少しずつインターネットが人間的な機能を持ち始め、非常に面白くなって来たなという印象を受けました。
・One2OneDynamics : http://www.one2onedynamics.com (※閉鎖 2001/12/29更新)
・Hagglezone : http://www.hagglezone.com (※InfoStartにサービス名変更 2001/12/29更新)

SharedGreetingsグリーティングカード : Shared Greetings
今回の会場で唯一と思われる日本発のサービスがSharedGreetingsで、博報堂の"プレゼントくじ付き電子グリーティングカード"の米国版です。
日本では年賀状と暑中見舞いの2つのシーンだけ提供してきましたが、今回のサービスは誕生日からありがとうまでさまざまなシーンでの利用が可能です。10月15日にサービスを開始したばかりでまだ営業活動は行なっておらず、Yahoo!などのバナーやオプトインメールを使ってプロモーションを行いデータを集計している段階です。米国でもヒットするかとても楽しみです。
・SharedGreetings : http://www.sharedgreetings.com

その他のブース

左からMicrosoft、RealNetworks、AOL、Intel。
intel aol realnetworks microsoft

左からMacromedia、BrowseUp、CMGI、FashioShow。
FashionShow CMGI BrowseUp Macromedia

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